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2010年12月28日火曜日

ボリビア現象

2010年11月下旬から12月中旬まで、メキシコのカンクンにてCOP16、第16回気候変動枠組条約締約国会合が開催されました。
会議では前年にコペンハーゲンで行われたCOP15において、議長国の進行の失態や交渉の透明性の欠如により合意が得られなかった反省から、メキシコ政府は議長国として、透明性の確保と全員参加の交渉プロセスが確保され、成果文書を採択が可能という段階までに到達しました。

しかし、会議終盤、突如、ボリビアが採択にかける案に対して、反対の姿勢を表明しました。それまで寝ずの交渉をしてきた各国代表団はボリビアの行動を批判し、議長はボリビアとの交渉を開始しました。

ボリビア政府は、気候変動の影響により国土は深刻な干ばつ被害にあい、既に国民の生活は限界に近いに状況にありました。国民を代表する責務からボリビアは国民を保護するためにこうした発言を行いました。
*気候変動の影響により21,000人もの人々が2010年に亡くなっているという報道があります。
*下記に関連する動画を記載しておきます。

ボリビアの決断に関しては、賛否両論がありますが、長い時間を交渉にかけたのちの反対表明はボリビア政府代表にとっても厳しい決断であったと推測されます。

模擬国連の会議においても、こうした局面は多々あります。
こうした際に、自身がなぜ会議場に来ているのかを考え、その目的達成のために総合的に行動を考える必要があるのではないでしょうか。


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